9.19明治公園「さようなら原発 5万人集会」集会とデモ報告

集合時間は13:00、集会は13:30開始予定であったが、12:30には会場である明治公園へと向かう人の波で最寄りの千駄ヶ谷駅周辺はごったがえしていた。そのため公園まで行き着くのが大変だったが、ノロノロと進む間にも、続々と参加者たちの貸切バスが到着してくるのには目を瞠った。今回はこれまでとまったく様子が違う。やっと公園にたどり着いたが、広大なスペースがすでに大群衆とプラカード、色様々なノボリで埋め尽くされつつあった。
会場は混雑を避けるため、(A)個人参加者・市民団体、(B)労働組合・民主団体、(C)政党・各種団体用と3ブロックのエリアに分かれていた。集会後のデモも、そのブロックのまま3コースに別れて出発となった。
千駄ヶ谷方面からは公園の一番奥、日本青年館よりのAスペースへ人波をかいくぐって進み、さっそく目印のノボリを立てたが、集会が始まった頃には密集する公園内を移動するのが困難なほどであった。しかし、およそ50名が無事参集した。
大江健三郎氏らのスピーチが始まったようなのだが、人垣で残念ながら演壇は全く見えなかった。スピーカーの声も届かなかった。だが、これらの点は全く問題ではなかった。会場は高揚感に包まれていた。
参加者は6万人と発表された。これは大成功だろう。しかし、集会後14:15頃からスタート予定だったデモの方は、一向に出発できなかった。予め三方向へ分散させてコース設定していたにもかかわらず、自分たちのAコースは2時間以上も足止めをくって公園を出られなかった。子供連れの参加者も少なくはなかったのだが。
警察はとにかくデモ隊を小出しにしか出発させない。何百人、いや何千人もの警官を動員して交通規制を何時間も行いながら、デモ隊を公園から出発させることができないのだ。これはあまりにも無能である。遠方から貸切バスで参加した人たちは、デモをあきらめバスに乗り込まざるをえなかった。
9.19の集会は成功した。しかし、まだ我々はデモの権利を勝ち取った、とはいいがたい。9.11の12名にのぼる不当逮捕といい、今回の延々と数キロにもわたる細長い隊列に規制されてしまった「デモ」の姿といい、粘り強く抗議を続けていかなければ決して主権者にはなれないと思う。(H)

【集合】 13:00  明治公園(霞岳広場)Aエリア
(JR「千駄ヶ谷」下車 徒歩5分、地下鉄大江戸線「国立競技場」下車 徒歩2分、地下鉄銀座線「外苑前」下車徒歩15分)
【ライブ】 13:00
【集会】 13:30 発言者 大江健三郎氏他
【デモ出発】 14:15 外苑前〜表参道〜原宿〜渋谷〜代々木公園まで
【主催】「さようなら原発」一千万人署名市民の会
連絡先 〒101−0062 東京都千代田区神田駿河台3−2−11 総評会館1F
原水爆禁止日本国民会議

原子力基本法改悪に断固抗議する緊急アピール