「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!再稼動反対!12.11デモ」報告

2011年12月11日。この日全国各地で多くのアクションが行われた。快晴の日比谷公園中幸門付近には、13時から5~600名の人々が参集し、デモに先立ってのアピールが開始された。福島、青森の大間、そして浜岡から原発現地で必死の抗議行動を続ける方達が駆けつけてきて現地の状況報告と連帯を訴えるスピーチを行い、それらを支援・連帯する運動の現場からも熱のこもった現状報告がなされた。そして、初めての試みであったと思うが、「東電前アクション」によるブラックユーモアの効いた寸劇が披露された。脱原発デモも回を重ねるにしたがって円熟味を増してきているのだ。

14時、1500名程に増えた人々が隊列を整えてデモに出発した。今回は出発してすぐのところ、日比谷の東電を皮切りに「原発村」に巣食う電力各社すべてと経産省に抗議してまわる、という壮大な企画だったが、参加してみて「原子力村」をまざまざと実感できた。各電力会社は、銀座、東京駅、大手町一帯の超一等地の立派な高層ビルにすべて鎮座しているのだ。とてつもない「利権の塊」だ。

東電→九州電→四国電→北海道電→中国電→東北電と進路をとり、再び東電に戻ってきて、今度は中部電→関西電→経産省へと進んだ。距離にして7.5キロ程とのことであったが、結構ハードであった(出発に先立って体力に自信のない人は九州電への抗議を終えたあたりで一旦抜けて一休みし、周回して銀座に戻ってきた隊列に再び合流することが推奨された)。

デモ隊は最後の仕上げに「原子力村」の元締めである経産省をぐるっと一回り半し、「経産省前テント」の人々と二度エールを交換した後、正門前で自然解散となった。(H)

原子力基本法改悪に断固抗議する緊急アピール